Log:100616-水/晴/持ちこたえた、雨。
■テレビ納品
昨日のblogで書いた、40インチの液晶テレビを外注さん
に届けに午前中から車移動。
昨夜のうちに先輩の車で俺の自宅まで運びこんでおいて、
たまたま俺ん家から近所だった孫請け外注さんに届けるべく
リレーした訳です。
(俺らが昨夜会社を出る頃、その会社は既に営業終了していた)
や
昨日のblogで書いた、40インチの液晶テレビを外注さん
に届けに午前中から車移動。
昨夜のうちに先輩の車で俺の自宅まで運びこんでおいて、
たまたま俺ん家から近所だった孫請け外注さんに届けるべく
リレーした訳です。
(俺らが昨夜会社を出る頃、その会社は既に営業終了していた)
や
そのテレビには外装にFRPで華美な装飾を施すんですが、
デザインは当社で作業するものの、実物はもはや当社にとって
手に余るサイズなので、製作は専業の業者に孫請け依頼したのだ。
そこは遊園地の乗り物の外装や展示会の装飾物などを手掛ける
会社さん。
本日俺は初訪問。
俺の担当案件ではなく、完全なおつかい君だったので
気軽に向かっていた。
しかし!我が家から車で20分位の距離なのだが、ここが
ホントに政令指定都市かと疑いたくなる程の山奥だった。
GoogleMapでも目的地アイコンこそ立っているが、
その近辺だけまともな道が書かれてない。
目的地周辺に着くより、近くに着いてからその建物を
見付ける迄の時間の方がかかっちゃった感じw
財宝のありかを示す宝の地図は往々にして適当なもの。
軽く冒険をしているような気分になってくる俺。
そんなジャングルをかきわけ、細いケモノ道を軽自動車
得意の小回りを利かせ、同じ道を巡回してしまいつつ
走り抜けた先にやっとこさ目的地を発見!
なかなか年期の入った秘密基地風アトリエの玄関先には
同社のロゴがあしらわれた個性的なFRP製オブジェ風
看板がお出迎え。同社のセンスと力量が推し量れる。
中では想像していたより多くの職人さんが作業しており、
挨拶の後、本日の尋ね先である社長の所在を伺うと
一人の職人さんに無言で隣の棟の建物だと知らされる。
なんだよと訝しく思いながら指された方向を目指すと
今度は「ワンワワン!」と激しく番犬に吠えられる始末。
声の主の方を見ると、「何種類入ってるの?」「全部入り」
って聞きたくなるようなTHEミックス犬が未だこちら
を向いて、ついでに牙まで剥いて睨みを利かせている。
完全なる敵意をぶつけてくる低いうなり声。
驚いた直後、どうしようかと思うより早く、その建物
の奥から、サンタさんのように白い髭をたくわえた
これまたTHE職人のおじ様が、しかし人懐こいスマイルを
ぶらさげて、開口一番
「ダメでしょ~クマ~お客さんに吠えたりしちゃ~
なんて言いながら未だ俺への警戒を解こうとしない
中型の番犬のリードを引きながら落ち着かせるためか
アトリエの奥の方へと連れて行くのだった。
「あいつクマの血までミックスされてるのか」なんて
もしかしたら不謹慎かもしれない事を考えてしまいつつ、」
唖然と立ち尽くす俺の前に今度は「いらっしゃいませ~」
と明るい声。振り向くとそこにはさっきのサンタさん
おじさまと同じ、しかし色だけは黒い髭をたくわえた
年齢的には俺と近そうな職人が俺を迎え入れている。
良く見ると髭だけじゃない。顔も先程のサンタさんの
完コピだ。まるでジャン・ゴフェットとボバ・フェット
の関係。お顔のクローンっぷりやそれこそ職人技の領域。
真面目な話、完全に親子で、ファミリービジネスなんだなと
お顔から悟る。技術も伝承されているんだろうな等と
勝手に決め込んでいた調度その頃、「いやぁ~ドモドモ!」と
現場の人特有の溌剌とした大きな声で先程のサンタさんが一人で
戻ってこられた。遅ればせながらこのおじ様が社長だと感づく俺。
さしずめ背後の黒髭さんは二代目かなんて思いながら挨拶を返す。
早速持ってきたテレビを黒髭さんの協力をいただきながら
事務所棟に運び込み、俺のミッションはコンプリート。
すると白髭の社長さんから「ま、お茶でも飲んでいきなよ」と
案内されたので、遠慮なくご馳走になる俺。梅雨の合間の
晴天に恵まれた暑い今日、社長自らコーヒーを入れてくれた、ホットで。
直前、「お砂糖ミルクは?」との問いに一つづつと
お願いし、復唱もされていたのにもかかわらず、
砂糖だけをソーサーに添えて。
ありがたく一口頂いた後に、様々な雑談を交わし、その会社様を後に。
一度自宅に帰り、車を駐車場に置いて電車で会社に
出勤したのでした。
デザインは当社で作業するものの、実物はもはや当社にとって
手に余るサイズなので、製作は専業の業者に孫請け依頼したのだ。
そこは遊園地の乗り物の外装や展示会の装飾物などを手掛ける
会社さん。
本日俺は初訪問。
俺の担当案件ではなく、完全なおつかい君だったので
気軽に向かっていた。
しかし!我が家から車で20分位の距離なのだが、ここが
ホントに政令指定都市かと疑いたくなる程の山奥だった。
GoogleMapでも目的地アイコンこそ立っているが、
その近辺だけまともな道が書かれてない。
目的地周辺に着くより、近くに着いてからその建物を
見付ける迄の時間の方がかかっちゃった感じw
財宝のありかを示す宝の地図は往々にして適当なもの。
軽く冒険をしているような気分になってくる俺。
そんなジャングルをかきわけ、細いケモノ道を軽自動車
得意の小回りを利かせ、同じ道を巡回してしまいつつ
走り抜けた先にやっとこさ目的地を発見!
なかなか年期の入った秘密基地風アトリエの玄関先には
同社のロゴがあしらわれた個性的なFRP製オブジェ風
看板がお出迎え。同社のセンスと力量が推し量れる。
中では想像していたより多くの職人さんが作業しており、
挨拶の後、本日の尋ね先である社長の所在を伺うと
一人の職人さんに無言で隣の棟の建物だと知らされる。
なんだよと訝しく思いながら指された方向を目指すと
今度は「ワンワワン!」と激しく番犬に吠えられる始末。
声の主の方を見ると、「何種類入ってるの?」「全部入り」
って聞きたくなるようなTHEミックス犬が未だこちら
を向いて、ついでに牙まで剥いて睨みを利かせている。
完全なる敵意をぶつけてくる低いうなり声。
驚いた直後、どうしようかと思うより早く、その建物
の奥から、サンタさんのように白い髭をたくわえた
これまたTHE職人のおじ様が、しかし人懐こいスマイルを
ぶらさげて、開口一番
「ダメでしょ~クマ~お客さんに吠えたりしちゃ~
なんて言いながら未だ俺への警戒を解こうとしない
中型の番犬のリードを引きながら落ち着かせるためか
アトリエの奥の方へと連れて行くのだった。
「あいつクマの血までミックスされてるのか」なんて
もしかしたら不謹慎かもしれない事を考えてしまいつつ、」
唖然と立ち尽くす俺の前に今度は「いらっしゃいませ~」
と明るい声。振り向くとそこにはさっきのサンタさん
おじさまと同じ、しかし色だけは黒い髭をたくわえた
年齢的には俺と近そうな職人が俺を迎え入れている。
良く見ると髭だけじゃない。顔も先程のサンタさんの
完コピだ。まるでジャン・ゴフェットとボバ・フェット
の関係。お顔のクローンっぷりやそれこそ職人技の領域。
真面目な話、完全に親子で、ファミリービジネスなんだなと
お顔から悟る。技術も伝承されているんだろうな等と
勝手に決め込んでいた調度その頃、「いやぁ~ドモドモ!」と
現場の人特有の溌剌とした大きな声で先程のサンタさんが一人で
戻ってこられた。遅ればせながらこのおじ様が社長だと感づく俺。
さしずめ背後の黒髭さんは二代目かなんて思いながら挨拶を返す。
早速持ってきたテレビを黒髭さんの協力をいただきながら
事務所棟に運び込み、俺のミッションはコンプリート。
すると白髭の社長さんから「ま、お茶でも飲んでいきなよ」と
案内されたので、遠慮なくご馳走になる俺。梅雨の合間の
晴天に恵まれた暑い今日、社長自らコーヒーを入れてくれた、ホットで。
直前、「お砂糖ミルクは?」との問いに一つづつと
お願いし、復唱もされていたのにもかかわらず、
砂糖だけをソーサーに添えて。
ありがたく一口頂いた後に、様々な雑談を交わし、その会社様を後に。
一度自宅に帰り、車を駐車場に置いて電車で会社に
出勤したのでした。
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